◆ 新作3品・再版品2品 頒布開始のお知らせ◆

murmur,Shutterbug Postcards

新作3品・再版品2品 の頒布を開始いたしました。

 

 

 

【再版品】路線図  ポストカード + マップ  (栃木県)【2024/2~改訂・頒布版】

https://shutterbug.cart.fc2.com/ca7/189/p-r-s/

オフセット印刷 (表面・裏面 フルカラー )

※これまでのカードよりも若干厚みを増したカードです。

※改訂版です。
~2023に頒布していた栃木県路線図カードとは記載内容に若干変更を加えております。

① わたらせ渓谷鐡道の間藤駅を加えています。
②東武線南部周辺の線路向きを若干変更しています。
③那珂川周辺を加筆 ④大谷平和観音を加えました。
⑤簡単ですが宇都宮ライトレイルを加えました。

ご確認・ご了承の上、ご注文いただきますよう、よろしくお願い致します。

栃木県の路線図に、主な観光地や名産品などのイラストを施したカードです。
 
裏面は、栃木県に関する概要、および 通信欄とあて先欄を分ける中心部分に 栃木県の名産品やご当地グルメのイラストとその英語表記を施しました。
(佐野ラーメン、宇都宮の餃子、矢板周辺のリンゴ、かんぴょうの原料の夕顔、イチゴ、"にっこり"梨)
 
・栃木県以外の駅は省いてあります。
・駅に関しては、主な駅、若しくは 見どころから
  最寄りの駅のみを表記しています。
・スペースの関係上、観光地のイラスト等の位置が
  線路の位置関係とは 異なる場合があります。
  ご了承ください。

 

【再版品】ニホンザル(親子) ポストカード 【2024/2~改訂・頒布版】

◆ 頒布URL:https://shutterbug.cart.fc2.com/ca1/137/p-r-s/

オフセット印刷 (表面フルカラー・裏面モノクロ
※こちらのカードは、従来のカードと厚さは同じです。

~2023に頒布していた同柄のカードとは裏面の刷色が違います。
(今回の再販に際して裏面の刷色を カラーからモノクロに改訂させて頂きました。)
ご確認・ご了承の上、ご注文いただきますよう、よろしくお願い致します。

 

 

【新作】ニホンザル(みんなで温泉) ポストカード

◆ 頒布URL:https://shutterbug.cart.fc2.com/ca1/187/p-r-s/

オフセット印刷 (表面フルカラー・裏面モノクロ)
※こちらのカードは、従来のカードと厚さは同じです。

 

 

◆ 【新作】ニホンザル(いい湯だな) ポストカード

◆ 頒布URL:https://shutterbug.cart.fc2.com/ca1/186/p-r-s/

オフセット印刷 (表面フルカラー・裏面モノクロ)
※こちらのカードは、従来のカードと厚さは同じです。

 

◆ 【新作】ニホンザル(雪) ポストカード

オフセット印刷 (表面フルカラー・裏面モノクロ)
※こちらのカードは、従来のカードと厚さは同じです。

 

 

こぼれ話

今回 ありがたくも再版再頒布の運びとなった ニホンザル(親子)のカードを作成した際に、「こぼれ話は後日に」なんて言ったにも関わらず 全くどこでも触れていなかったようですね😅 すっかりお話済みだと思ってここにリンクを張ろうと思ったらありませんでした💦

…ということで 長野県、地獄谷のお猿さんたちです。
夏は2022年の初夏に奈良井宿や松本などとセットで長野を周遊した際に訪れました。2022年はコロナ禍で海外からの観光の方もほとんど見かけず、で、私的にはいい意味で(!)何も気兼ねすることなく、周囲も気にせず、 観光出来て天国でした…!

で、冬の方は 今シーズン。
長野駅も、地獄谷も「ここは本当に日本?」というほど、海外の方…特に欧米からの観光客の方が多く、目立っていたように思います。

これは地獄谷へ行くまでの道のりでの写真です。
地獄谷へ直接行く手段は徒歩のみです。駐車場やバス停からはかなり歩きます。普段車で歩いてばかりの人(私)の足で、片道30~40分程度でしょうか。特にアップダウンはなく平坦なのですが、行くまでの道幅はごく狭いし そして 特に 冬の道中は、フリーダムな海外観光客の皆さんの歩き方(わざとすべるふりをする悪ふざけあり💦)や歩くペース、また道中の過ごし方(いきなり自撮り棒、映え写真何十枚も撮影しだす人や、いきなり大勢でポーズ←これ中華圏や東南アジアの人に多いのかなーそういうのはアジア系ばかりでした💣)などに気を取られたり、そして足元が凍っている分、夏行った時よりも神経を使いました。寒さの方は(気温はマイナス5度程度)思ったよりも苦になりませんでした。風がそこまで吹いていなかったせいかもしれません。 靴に関しては入山(?)前の参道入り口などで、有人で注意を徹底したほうがいいのでは…と ちょっと思いました…勿論 靴にアイゼンを付けてきちんと準備している方もたくさんいるのですが、そうでない人もそれなりに居ますし(特に雪の降らない国の方たち)、本当に沢山の人がつるつる滑っていたので怖かったです。
あと コロナ禍前の冬季、この道が 地獄谷に行く人で大渋滞をしている動画を見た事があったので、そちらに関してもとても恐れていたのですが(歩いていない、きちんと移動できない時間が多くなればなるほど寒さは増すと思ったので)、行きかう人の人数的には、そこまで酷い事になっていなかったです。(時期か運が良かったのかな?)

2022年の初夏は、地獄谷でも お猿さんを観に来ている人は 見える範囲で15組程度、どこで写真を撮っても人が写り込むことはないような状態でした。初夏の頃は 調度 赤ちゃんが生まれ揃ったころで、小さくてとてもかわいい盛りでした。ただ、寒くはないので 温泉に「入りに来る」子は殆どなく、
子供たちがたまに水遊びに来る、という感じでしたね。寒くないせいか、思い思いの場所でくつろいでいる印象でした。
対して冬は、「温泉のそばに寄ってきている」子はかなり多く居ました。でも 聞いたところによると、地獄谷のお猿さんの全員が温泉が好きというわけではないようです。お猿さんは、猫と同じで、本当は毛が濡れるのが好きじゃないんだそうです。
なので、温泉に入るのはよっぽど好きな子たちが数匹と、あとは「寒いから仕方なく」という子なのだそうですよ。そして温泉に入るのはメス猿と子ザルがほとんどだそうです。そして家族によっては全く入りに来ない家族もいるそうです。

 

「いい湯だな」のタイトルでカードにしたこの子、なかなかこっちを向いてくれなかったのですが、最後にこちらを向いてくれて
 ←こちらのカードになりました。とても寒かったせいか、温泉周りの湯気が物凄くて、絵の様な映りの写真になっていましたね😊

今回、観察していた中で特に気に入った2枚です。
カードにはしていません😆二人とも、写真を撮りに集まっているギャラリーの方からは目をそらしてこちらを見ています。
最初の「チラ」っと覗いてる風のお猿さんの写真の上の方をよく見てもらうと解ると思うのですが、上部、岩の上に見えている黒だったりベージュだったりの塊、これみんな人間の足です。
人間の足の塊に向かって正面に 温泉場があって、みなそこで遊ぶ(温泉に入る家族がそもそも限られているというのもあると思うのですが、他に あまりの人の多さだからか温泉には居る子よりも、温泉場のフチに居る子の方が多かったです。)お猿さんたちが温泉に入るのを待っている状態なんです!
これが種明かしです。
視点を変えるとこんな感じなのです。お判りいただけるでしょうか。ここでは日本人は 完全に アウェーです。この日 私たちは1時間ほどここに滞在しましたが、ここへ来るまでの道中も含めて その間、日本語を話す人は5組くらいしか確認できませんでした。多分日本人率は5%位じゃないでしょうか。殆ど…70%位は欧米人でした。 欧米の方は子連れの方も多かったですね。あ、欧米人、とはいいますが、人種はまちまちです。白人、ラテン系、アフリカ系、あとアジア系だけどアジアの言葉を話さない欧米グループ客の一員と思われる人々、みんなここのくくりです。(でも白人系が一番多いのも確か)
あとは 中華系の①団体客、②カメラ―系の個人客(機材が物凄い)、それから 東南アジア系のグループがぼちぼち、25%位、っていうところでしょうかね。 →お猿さんもあきれ顔に見えます。 すみません、私もあなたたちを撮りに行きました😅ちなみにここの背景に映っている方の何人か、私たちがこの日に泊まった宿でもお見掛けしました😆
何度も言いますが ほんと「ここどこ?ヨーロッパ?」と言いたくなるほど 欧米の全年齢の方が地獄谷に集結しておりました。子連れ率も高かったんですが、お婆ちゃんがお孫さん?に手を引かれながら、一歩ずつゆっくり地獄谷から帰ってくるところも目にしましたよ。足が悪そうなお年寄りを見かけたのはこの一組ではありませんでした。 野猿公苑側でもバリアフリーではない事、体が不自由な方にはお勧めしていない事を知っていたのでとても心配しましたが、そこまで人気なんですね。でもね、多分なんですけど、お猿さんの総数よりもそれを見に来ている客さんの人数の方が多かったと思います。欧米からの方だけを数えたとしても、お猿さんの倍以上は 軽くいたんじゃないでしょうか😅 お猿さんもかなりの数 いるんですけどね。すごい人気です。

あと、野猿公苑ではないのですが、今回、実は何度か見ていられない(素通りできない)出来事に遭遇し、湯田中駅と、あと新幹線車中、長野駅の中の商業施設のとある売り場ですこし通訳しました。 英語を喋れる人を増やすべきなのか、それとも旅行する側がじっくり下調べをしたうえで来るべきなのか(私は外国は特にじっくり下調べをする派)、あと、外国の人も日本の人も 「困った困った」言う前に スマホの翻訳機能の存在を思い出すべき!! 等々… … その辺も少し考えさせられました。あと日本、地方に行けば行くほど 「子連れの方を想定し、便利さを提供」する場所が少ない傾向を感じますが あのたくさんの子連れの欧米の方々が その辺で失望されていないことも お祈りします。…私が通訳した中の一人なんてお母さんが2-3歳位の男の子の二人で湯田中に来てたんですよ!(2泊するそうです😊)
皆さん行動力がすごいなー。

野猿公苑の冬の閉園時間は16時なのですが、ぎりぎりまで居てしまいました。この写真の向かって右方面が野猿公苑のある山の入口で、左にみえる建物一帯は 野猿公苑から一番近い宿泊施設となるようです(こちらへの交通手段も徒歩のみです)。ここは「秘湯を守る会」にも名を連ねている旅館で 「野猿公苑に来る人からも丸見えだけど、猿が一緒に入りに来るかもしれない露天風呂」がある事でも有名なようですよ。この日も一人の白人男性が露天風呂で泳いでいるのを薄目で目撃しました(笑)。

…そんなこんなで、冬の地獄谷も楽しんできましたが、「年間フリーパス」を買うか買わぬか悩むほど 私はこの地獄谷&地獄谷トレイル()が好きです。年間パスを買うほど頻繁に長野に来れないのが唯一、パスを買わない理由ですが、できたら春夏秋冬お猿さんを観に来たいなあ、と思ってしまいます。
…私の住んで居る栃木のお猿さんは メガネやコンビニ袋を欲しさに人間を攻撃(?)してくることがあり、積極的に観に行こうとは思わない😅のですが、野猿公苑は禁止事項をいろいろ徹底しているせいか、トラブルがなくお猿さんをゆっくり観察できます。
凄い癒しですよ、お猿さんウォッチング。
是非お勧めします。

それでは 本日はこのへんで😊