◆ 大内宿 ポストカード こぼれ話 ◆

murmur,Shutterbug Postcards

以前お話していた大内宿のカードに関するお話を少ししようかなと思います。
…いや、旅行の記録といった方がいいかもしれません。宜しくお願い致します。

大内宿は、福島県の南西方面の山間部、会津地方にある集落なのですが、実は私の住むところからだとギリギリ日帰りが可能な場所で、コロナ禍の秋口に1度行った事があったのです。
その時に 集落内部にも宿泊できる場所がある事が確認できたので 雪の時期の予約をし、泊まりで再訪したのでした。

夏は車で行きました。が、夏に集落へ向かう際に通った道が割と狭かった印象だったのと、スタッドレスは毎年履いている身とは言っても やはり 雪の「山道」に慣れているとは言えなかったのとで 今回は電車移動にしました。これは栃木駅から徒歩数分の所にあるお土産屋さんの前にある「栃木レモン(牛乳)」の置物です。栃木名物となっております。兄弟的なものに「栃木イチゴ」と「栃木コーヒー」があります。我が家のおすすめは「栃木コーヒー」です。他のコーヒー飲料よりコーヒーの味が結構濃いめだと思います。お砂糖とミルクの入ったコーヒーが大丈夫なようでしたらどうぞ。栃木県南の道の駅と 同じく栃木県南の高速道路SA辺りにも、おいてあると思います。(こちらの店舗では元から「レモン」のみの取り扱いでした。)
栃木駅からは、東武鉄道の「特急リバティ」に乗り、先ずは会津田島まで。電車に乗るのも久しぶりなら(※長崎での路面電車は除き)、指定席をとる、なんていう作業も久しぶりでした。
この「特急リバティ」では 途中 鬼怒川温泉も、そして「鬼怒川温泉の廃墟」も、更に「湯西川温泉」、他 たくさんの温泉郷を通ります。
湯西川温泉を過ぎたあたりから、車窓から見える景色は 白い部分が多くなります。
会津田島からは「会津鉄道」に乗り継ぎます。
この「猫駅長」のラッピング車両もですが、とてもラッピング車両が多い印象を受けました。この猫駅長の車両は、内装も可愛かったですよ!
大内宿の最寄り駅は「湯野上温泉駅」です。
駅内部にいろり! そしてこの駅の駅舎はかやぶき屋根となっております。駅だけでもなかなか見どころがあります😊
(ちょっとしたおみやげや軽食も購入できます。)こちらからバスかタクシーで大内宿に向かう事になります。
私達は会津鉄道とこの大内宿往復のバスの運賃がセットになった「大内宿共通割引切符」を利用しました。※スマホから購入⇒利用する切符です。
湯野上温泉駅から大内宿までのバスは1日3-4便で、私たちは大内宿行きのバスとしては最終便に乗りました。ですので、これに乗っている方は全員 事実上 今日は大内宿に宿泊か、またはこの近辺に土地勘があったり知人がいる方か住民の方のみとなります。私たちが乗ったバスは折り返し、大内宿から湯野上温泉駅への最終便となります。 この最終便は、大内宿を楽しんだ後に湯野上温泉にチェックインするにもいい時間帯ですね。(=湯野上温泉駅行の最終便、かなり早い時間帯に出発します。冬季でおよそ3時過ぎ前後でした。なお、夏季はもうちょっと便があるかもしれませんし、またインバウンドが復活して来たら増便もあるのかもしれません。)
バス停からこの看板を見、数分ほど 歩いたところが大内宿です。
雪の時期は、やはりスノーブーツ/スノーシューズで行かれた方が良いかと思います。…というのも、インバウンドの方々があちこちでツルリツルリと滑りまくっていました。(だいたいは普通のスポーツシューズのままいらっしゃってた模様。←その割にはサングラスは欠かさない👈逆に私はこのサングラスを忘れてちょっと失敗したかなと思いました😅 晴れると雪が目にまぶしいです。)
こちらが私たちが今回お世話になったお宿です。
(集落にはもう一軒、泊まれるところがあります。今回は、そちらの方にインバウンドの方がお泊りになっていたようでした。)
お部屋の方は一つ一つのお部屋は障子で仕切られているのみなので、大きい声で話される方はつつぬけとなります。ご注意です。
宿に荷物を置いた後は、集落の散歩に出かけました。
ここは集落とは少し離れた場所で、道以外はすべて雪でした。
丁度 雪まつりの準備が行われている時期だったので、道は雪の灯篭を作る為の木の囲いが多く見られました。翌日朝にはこの木の囲い、取り外されたところが多かったです(ポストカードにしたのは翌日に同じ場所からとった風景です)
一つ一つの通りがとても趣があります。
これはインバウンドの皆さん好きそうだわ!
お夕飯。
馬刺しやいかにんじん、こづゆなど福島や会津の名物と一緒に宿のおかみのお婆ちゃんのつくった一品料理が沢山。それからいろりでじっくり焼いた岩魚、骨まで食べられるのですが、私これ、大好きなんですよ。いろりがある系の山の民宿ではこれがとても楽しみです。こちらで頂いたものも本当においしかった!すでに好物です。
夜間は外に出ていいのだろうか、とちょっと悩んだ末に 訊けずにいたのですが、お婆ちゃんが「夜の大内宿もきれいだから見ておいで」と言って下さったので、外に出てみる事が出来ました。(あ、それでも見晴台は夜は滑って危ないので行かない方がいいよ、と。 …ケガすると大変なのでそちらはグっと我慢しました。雪まつりの日の夜などは、バスの臨時便も出て人も多く集まるので登れるようです。)
しーんとしていて 歩く人もなく、風景を独り占め出来ました。
朝ご飯。
お海苔の左隣の煮物は「凍み大根」の煮物です。
これも大ファンになりました。
食感も柔らかく少し弾力を感じ、なんともいえないんです。
そしてこれが凍み大根を作る風景です。
どこで売ってるのかちょっと判らなかったので買ってこれなかったのですが、どこかで見かけたら買って、自分でも凍み大根の煮物を作ってみようと思います。余談ですがこの凍み大根を作る風景、私 母方の田舎(山形)でも 遠い昔に観た事があります…
大内宿の集落内にある神社の鳥居、
夜(左)と昼(右)です!
両方共 好きな感じに撮れました。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、この夜の鳥居の写真も、ポストカードにしています。
見晴台にあった雪だるまです。
見晴台の奥の方にある歩道近辺では、インバウンドの方が雪だるまを作る風景がみられました。
…というか、朝からインバウンドの方が多かった!
いやいや、日本人のほうが少なかったと思います。見分ける方法は服装と声の大きさ(笑)の他には「サングラスの有無」です。サングラスも必須かな、と思ったのですが日本人の方はかけてる方は少なそうでした。話されている言葉(声が大きいし、集落の構造的なものなのかよく響くし、よく聞こえる!😆)から、台湾からの方がメインかなーという感じでしたね。あと、ベトナム語の方もちらほら。どこでもはしゃいで写真をとられてる方が多く、そのせいか「Don't Touch This」と大きく書かれた立て札も多く(なにかと手を触れてポーズをとって写真に納まる方が多いんですよね😆)、それはちょっと何とも言えない微妙な気持ちになりました。(この辺、割と観光地での課題なんじゃないのかなと思います。景観的にはあまりいい印象にならないのですが、それでも手を触れられたくないもの、手を触れないのが常識なもの、日本人・日本的には多いと思いますので)
お腹はそんなに空いてなかったのですが、お蕎麦のおいしい場所ですのでやはりお蕎麦を食べてから山を下りよう、と くるみそばのおいしいお店に立ち寄りました。 …別腹でした🤣
実は 大内宿では「お箸の代わりにネギ一本で食べるスタイルのお蕎麦」が有名なのですが、今回はくるみの方が惹かれてしまったのです。
胡桃のアイスもいただきました
…別腹の別腹です😆
おそばを待っている間と、それから食後に、予め前日に集落内のお土産屋さんで購入しておいたポストカード数枚をこういった雪景色が好きな近隣の国の友人宛にしたためました。あいにくこの日は土曜日でしたので、風景印で出す、ということはできませんでしたが それでも 喜んでいただけたのではないかなとおもいます。(前日夜は割と早い時間に寝てしまって、用意できなかったんです😅)
因みに… 大内宿の風景印は集落内では押印できません。(郵便局がない)山を下って、車でないとちょっと不便な場所にあります。☞ 福島江川郵便局(〒969-5299 福島県南会津郡下郷町湯野上居平乙746) ←今回はそういうわけで行きませんでしたが、秋口に車で大内宿に行った際には寄らせて頂きました。(左の風景印はその際に頂いてきたものです。)

大内宿を楽しんだ後、局周辺の宿(湯野上温泉郷)に泊まりながら、局に立ち寄る、というのもいいのかも知れません。

バスで湯野上温泉駅まで戻ってきました。
電車が来るまで、まだ時間がありましたので、辺りを散策します。
実は 湯野上温泉の駅のすぐとなりにはこのような足湯があります。足湯を頂いても良かったのですが、同じバスで降りてきた方々がこの後沢山、この足湯に向かわれましたので 私たちはちょっと遠慮してしまいました😅
せっかくだから私もいただいてくればよかったなと、今更ながら思います…が、また機会はあるでしょう。
さて、一緒にバスで下ってきた人たちは、私たちと、あと足湯に一目散だった一組の若者グループを除いてほぼ全員が「海外からのお客様」だったようなのですが、その方々、全員が 私達とは逆方向、「会津若松方面行き」にお乗りになられたのがとても意外でした。 みなさん 東武鉄道で東京にお帰りかなと思ったのですが… でも、よく考えたら 海外からこのようなところまで足を伸ばされる方は大概、JRの発行している 海外からの旅行者向けの新幹線等のフリーパスを使っていらっしゃってるんですよね。だとしたら郡山や福島からお帰りになるか、また別の場所に行かれるのでしょうね。

…あと、余談ですが 台湾人の間では  大内宿とセットで「雪の鶴ヶ城」と それから「只見の鉄橋」を見るのが「冬の福島でやりたい事」なんだそうです。 ← 台湾人の旅行系YouTuberがこの3点をセットで訪れて、めちゃめちゃ楽しみ倒している動画が沢山ありますので、その影響もあるかもしれません。😆

 

 

…と ざっとではありますが、こんな感じで 大内宿を旅行してまいりました。
GWと、それから紅葉の季節は 日本国内のお客様でもとても混みあい、特に車では例年(※コロナ前情報)大渋滞をするそうです。雪の季節もインバウンドの方でバスは混みあうことが予想されます(※予約優先のようで、私たちも予約をして乗車したのですが、名前を呼ばれて先に乗車することが出来ました。なので、確実に乗る為にも 予定に合わせた便を前もって予約したほうがよさそうです。)。
東日本の方でも割とまだ知らない方も多い観光地だと思うのですが、もし会津近郊、更には鬼怒川温泉辺りを車で訪れる予定の方がいらっしゃいましたら、足を伸ばされてみてはいかがでしょうか😊 大内宿観光協会

 

↑この度の滞在で撮った写真をカードにしたものです。
夏の暑い時期も、涼む気分でご利用いただければ幸いです😆

冬の大内宿 ポストカード
雪夜の鳥居 ポストカード

 


 

最後に、再度のお知らせとなりますが(あともう一回くらいこれをGW前に書きそうな気がする)、GW中は ゆうちょでの送金が不可能になるようですので、ゆうちょ経由でご注文される方はご注意いただければ幸いです。

 

 

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