◆ 2人の友のはなし ◆
もうかなり長い事ポスクロをやっていて、更に7-8年くらい前までは、SWAPも割と頻繁にやっていたのですが、定期的にSWAPをせずともなんとなくポストカード以外のところでもつながる人って、何人か出てくるんですよね。今回お話しする人たちはすべてフェイスブックのポスクロコミュニティの中でもClosedなグループや、昔のポスクロフォーラム知り合って、かれこれ10-15年は付き合いのある(あった)計算になります。 …が。実は二人とも若くして星になってしまいました。一人はガンで、もう一人は理由は不明(※誰も聞けないまま現在に至る)ですが、コロナ禍に天に召されております。フェイスブックでやりとりをしていたので、誕生日が近くなればその旨フェイスブックが通知してくれて、誕生日には自然とその人の友人知人が生前の彼女らのページに集まって何か書いていく、みたいなことが行われ、私も書き込んだり書きこまなかったりですが、欠かさず書き込まれたものを読んで思いをはせるようにしています。
実は、今 家の部屋という部屋の模様替えを目指して断捨離中で、いただいたポストカードの整理の仕方も変更している最中です。整理はオフィシャルのファイリング用にはもっぱらダイソーのA5で80ポケットのポストカードファイルとA5のクリアファイル(変形カード用)、それからファスナー付きのブリーフケース(これも大きいカード用)を利用しています。 TSやGFなどシリーズ物のカードと、ちょっとオフィシャルの中でも特別なカード、国別にしたいかな、と思ったカードはA4のファイルも使っています(←これはファイルを棚に入れると中が動いたりして少々使い勝手が悪いので徐々におさまりのいいA5にする予定)…が、そのほかに、長い付き合いで結構相当数のやりとりになってきている人に関しては、無印のA5ワイドバインダーにポストカードサイズのレフィルを使って、更に変形カードやたまに来る封書の整理用に同系列のファスナー付きのバインダー用ケースも一緒に挟み込んで利用することにしました。割といい塩梅。でもこれは結構コスパは悪いので、誰彼すぐに個別ファイルにはできないな、とも😂。でもかなりいい感じに整理できています。 が、ひとつ結構パンパンだったケース(フェイスブックのあるグループの人々からのものを全部そこに入れていた)を二つに分けようかとみなおしている際に、ガンで亡くなった 「結婚でイギリスに移住したフィンランド人の女の子」から貰った「フィッシュアンドチップスのカード」が出てきて、ふと時間が止まってしまったのです。彼女とはカードのやりとりよりもフェイスブックのDMで相談(ご夫妻で剣道の道場を始めるとかで、主に道場の名前←変な名前にならないように先に訊ねてくれたのです。…正直最初の案はとても変でした💣思いっきり「東洋にかぶれた白人さんが付けそうな名前」でした●~*)にのったり、あとは音楽の趣味が似ていたのでそういう話で盛り上がることが多かったですね。彼女はある時にフェイスブック上でガンをカミングアウトして、以降あまりフェイスブック上にも現れなくなったのですが、お互いの誕生日などにはやりとりは続いていました。でもとうとう力尽きたという事が旦那様からアナウンスされました。 このフィッシュアンドチップスのカードを眺めながら、そのあたりの時間まで舞い戻ってしまったのですが、なんとなんと、その翌日が彼女の誕生日だったんですよ。なんだろう、呼ばれたのかな、って思いました。が、更に話には続きがあり、誕生日おめでとうの書き込みをしながらこの上記の偶然の話も書き込んだら、なんと同じグループにいたオーストラリアの女性も前日にたまたまこの子から貰ったカードを眺めてたという事が判明し、もうめちゃめちゃ驚きました。 そういうことってあるんですね。 ほんとびっくり。
先も書いたように ポストカードの整理にA4サイズのポストカードファイル(1ページに4枚収納できる)を使っていた時期もあったのですが、多くファイリングすると中が不安定(上部の2枚がなんというか「ぶらんぶらん」と下方に落ちてきたがっているのが分かる状態…っていうんでしょうか?解りますかね?説明が下手ですみません)なので、TSとかGFなどのシリーズ物以外で「人や国で分けてたいもの」は、やはり冊数が増えてもA5に変更しよう!と思い立って A5にカードを移動させてた際に、今度はもう一人のなくなった方のカード数枚+大きな封筒で来たのでそのまま保存していたものに遭遇。この方はブラジル・サンパウロ在住だった日系ブラジル人の女性で、最初は昔のポスクロのフォーラムで知り合いました。その後FBでもお友達登録しあって、カードだったりDMだったりをしあっていました。「いつかブラジルに行ってみたいな」と思ったのも彼女とやりとりがあったからだと思います。誕生日が割と近くて、彼女の誕生日にFBで「誕生日おめでとう!」とメッセージすると「1週間後はあなたの誕生日ね!」とレスポンスが返ってくるのがもう10年近くの常でした。それが、コロナ禍のある年に同じことをしたら、違うほかの人が「残念だけど彼女は亡くなっているよ」とレスしてきたのです。もうびっくり。彼女のFBページのタイムラインには、確かに亡くなったのかなと思われる期日周辺にお悔やみの言葉が数々書き込まれていました。でもページに入ってだれかがそれをアナウンスしていたわけではないので、私のタイムラインにはそのニュースは入ってきていなかったのです。とてもショックでちょっと別の場所(というかインスタの個人アカウント)のストーリーズで英語で嘆いていたら、なんとそれを知っている人もいたんですね。私の入っていないグループでは少し噂になっていたらしいのです。彼女はブラジルのポスクロmeet-upにはかなり積極的に参加しているタイプだったので、そちらの筋から流れてきたとのことでした。結局なにが原因だったのかは誰も知らないのだ、とのことでしたが…。 イギリスに移住したフィンランド人の子に関しては、私も心の準備が出来ていたけど、ブラジルのこの子についてはその日、そのニュースを聞いてからかなりショックで脳内真っ白状態でした。本当に今日目の前にいる人も明日はいないかもしれない、あっけないなあと思ってしまったわけです。特にどういうまとめの言葉もないんですけど、長く続いてる人たちの中でもどんどん鬼籍に入る方が増えてきているのだから、この18年ちょっとでいただいて、ファイリングしているカードたちも、皆さんの生きた証なんだなあ とか ちょっと 大げさ(?)ですが思ってしまったのです。 整理の途中ではありましたが、ウクライナのカードのファイル、ロシアのカードのファイル、それぞれ 何冊か開いて、しばし眺めてました。
今日はただそれだけを書きに来ました😅
皆様も目の前にいる人と、一日一日 楽しく過ごしてくださいね。
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